2021春節

中国生活

 中国の春節(Chūnjié)の季節となりました。2/11(本日)が大晦日で、2/12(明日)が元旦となります。下記が中国の国民の祝日と私の会社の春節中の休日の表となっています。

 国民の休日は7日で私の会社の休日は12日とかなり長い休みになっています。中国に駐在していると日本の元旦1/1と、中国の春節中の元旦と一年で二回年越しを味わえるので、得した気分になれます。(12月末から1月頭は特に休日ではないですが。。)

■春節の概要
 中国、中華圏における旧暦のお正月で中国やシンガポール等で祝日が設定されています。日本と同じで帰省して家族と特別な料理を食べるとのことです。その料理は地方により異なり、魚や肉、甘いお菓子、餃子、お餅、春巻き等を食べる様です。
 料理以外でも、綺麗な装飾、花火、爆竹、また獅子舞(または竜)の踊りも見られます。また日本と同じ様に子供はお年玉がもらえます。

 この季節になると赤い色を良く目にします。この様な提灯以外にも春聯(しゅんれん)という赤い紙に縁起の良い漢字が書かれ壁や扉などに貼られたものや、赤い紙の切り絵などがよくみられます。

 花火も良く上がっています。また爆竹も私が蘇州に来た2017年は沢山行われていましたが、今はあまりの煩さに私の住んでいる地域では禁止になったとのことで、あまり音は聞こえません。

 餃子は特に北の方で春節に食べられる様です。お正月に餃子とは不思議な感じがしますが、餃子はいつ食べても美味しいのでいいですね。餃子とお餅なんて最高の組み合わせです。 

 

 獅子舞(竜?)です。日本よりかなり華やかですね。

補足ですが、中国では帰省して実家に帰り、そのまま蘇州に戻ってこない人が結構います。私の会社でも従業員の数%は毎年戻ってきません。さすが中国ですね笑。でも日本でもそのくらい気楽に考えて仕事をしていた方が精神的には楽かもしれません。

■春節がある国、地域
 中国、台湾、韓国、シンガポール、マレーシア、北朝鮮、モンゴル、ブルネイ、インドネシア、ベトナム

■コロナ禍での蘇州の春節
 通常春節はほとんどの人が帰省します。そのため今年はコロナ対策として蘇州市は帰省しなかった人(蘇州から出なかった人)には一律500元(日本円約8000円)を配布するという政策を実施するようです。ちなみに未だに私は中国の知り合いでコロナになった人を聞いたことが無い中でこの政策です。中国のコロナ対策の力の入れ具合が伺えます。
 早く世界のコロナがなくなる事を願っています。

■駐在員の愚痴
 私は会社指定の休日は2週間近くあるのですが、4日しか休みが取れません。理由は日本の本社が普通に仕事しており、こちらの休日関係なく色々な問い合わせがくるためです。私は日本が休みの時は日本へ問合せしないのに。。。
 ただの愚痴です笑。器が小さくてすいません。ぜひこれをお読みの皆様は仕事の関係者の休日は尊重していただけるよう、何卒宜しくお願いします。

 以上です。春節は中国では一番重要なイベントの様で、休みも長いです。美味しいものを一杯食べて、また今年も頑張りたいと思います。

 それではまたお会いしましょう。新年快乐!!

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