都心から二時間程度で行ける初心者向けの登山が楽しめる山「大山」紹介

旅行・観光

今回は都心からの二時間程度で行けて初心者向けの登山が楽しめる神奈川県の「大山」に登ってきましたのでコースの紹介をさせて頂きます。宜しくお願い致します。

大山は日本三百名山の一つの標高1252mの山です。

丹沢大山国定公園にある山で縄文時代から霊山として、江戸時代には信仰の山として知られていたようです。

メインの登山道はかなり整備されており、登山初心者向けだと思います。ただし数カ所ですが鎖場があったり、階段も急なところがあったりしますので油断は禁物です。

私は今回で大山登山は5回目ですが、ロープウェイを使用せずに上ると高低差が約1000mあり、そこそこのトレーニングになります。

(東京都の高尾山は標高599mですので大山の方がかなり厳しいです。)

頂上と中腹には「阿夫利神社」と言われる神社があり、周辺には売店もあり観光地としても有名です。また頂上の景色は「かながわ景勝50」に選ばれているようで、相模湾の海岸線や都心が一望できます。

関東にお住まいで、登山を初めてみたい方、綺麗な景色をみたい方に是非お勧めさせて頂きます。

■住所(駐車場)
市営大山第1駐車場:伊勢原市大山412番地内
市営大山第2駐車場:伊勢原市大山541-2

二つの市営の駐車場があります。第2の方が山頂に近いのですが駐車できる台数が少なく満車だったため私は第1に駐車しました。一日券で600円でした。また近くには割高でしたが三井等のコインパーキングもありました。

公共交通機関で来る場合は小田急線の「伊勢原」駅からバスで来れるようです。

■登山コース

下記は登山口にある地図です。

私が登ったコースはケーブルカーは使用しないコースで

上り:市営大山第1駐車場→市営大山第2駐車場→大山ケーブル駅→大山寺(女坂経由)→阿夫利神社駅→阿夫利神社(下社)→阿夫利神社本社

標準コースタイム 2時間35分 (上記写真参照。この写真のコースタイムは上りのものと思われます)

下り:阿夫利神社本社→見晴台→阿夫利神社(下社)→阿夫利神社駅→大山ケーブル駅→市営大山第2駐車場→市営大山第1駐車場

標準コースタイム 2分15分 (駐車場に置いてあった紙のマップ参照。)

となります。

参考までに私(44歳男)のタイムは
上り:2時間15分
下り1時間45分
頂上での休憩25分
合計で4時間25分でした。

■駐車場付近

第1駐車場から第2駐車場までの坂道です。写真の左の古民家はお豆腐屋さんです。こちら以外にも大山にはお豆腐屋さんがたくさんあります。

大山は湧き水を活かして豆腐、こんにゃく、きゃらぶき、地酒などが有名だそうです。

■こま参道

こま参道の入り口です。左右にはお土産屋さんや食べ物屋さんが並びます。

大山はこまも有名なようです。こまがよく回るということは、金回りがよくなるとされ商売繁盛を呼び込む縁起物として人気となったようです。

昔ながらのお土産屋さんです。

■大山ケーブル駅

大山ケーブル駅です。始発は9:00からのようです。ケーブルカーを使用すれば阿夫利神社の下社まで6分で行けるようです。

下記は公式のHPとなります。もしご利用になる場合、金額や営業時間をご確認ください。(アルバイトの募集もしておりました。ご興味のある方は是非。)
大山ケーブルカー公式HP
https://www.ooyama-cable.co.jp

■女坂

少し進んで男坂と女坂の分岐点です。私は上りは苦手なので女坂を選択。下りを男坂にしました。男坂は階段ですがかなり急ですのでかなりの体力が必要です。

女坂の途中にはたくさんのお地蔵様がいらっしゃいました。

こちらのお地蔵様は最初は普通のお地蔵様でしたが、いつの間にかお顔が童に変わっていたようで、お祈りすると子供がすくすく育つと言われているようです。

途中にあった建物。誰もいないと思われます。夜に通ったら少し怖いですね笑。

■大山寺

大山寺へ続く階段です。

大山寺です。

この看板の通り、右奥に進むと阿夫利神社に続く山道にでます。また山道に出たところにトイレがあります。

■大山寺→阿夫利神社駅

このような急な階段がたくさんあります。結構な体力が必要です。

■阿夫利神社(下社)

男坂のルートと合流後にまずはトイレが見えてきます。大山は頂上にもトイレがありますが、冬は封鎖しており、今の時期はここが最後のトイレとなるようです。

食べ物屋さんがあります。ラーメンやお蕎麦等が食べれるようです。上りの時は時間も早かったので空いていましたが、帰りは混雑していました。

阿夫利神社(下社)の鳥居です。立派な鳥居です。

阿夫利神社の名前は、大山の別名「雨降山」から来ているようです。大山は地理的に雨が降りやすいようで、雨降山と呼ばれており、それが転じて「阿夫利」となったようです。

立派な神社です。よくこれだけの標高に立てたものです。こちらで標高700m付近とのことです。

こちらからの景色です。ちょっとわかりづらいですが、三浦半島まで見えております。この景色であればロープウェイを使用して容易に見ることができます。(こま参道の高低差が少し大変ですが。。。)

阿夫利神社の左奥で入山料(百円)を支払いさらに進んでいきます。

■阿夫利神社→富士見台

こちらから階段だけでなく自然な感じの道も多くなってきました。

所々に遭難した場合の連絡先が書かれた看板も立っています。コースの分岐点も少しあり、迷うことがあるのでしょう。

私は以前お隣の丹沢を登っている時に道に迷ってこちらに電話したことがあります。その時は日没間際で焦っておりました。その時はたまたま目指していたものとは別の登山口の近くで山を降りることが出来ました。

一歩間違えれば遭難していたかもしれません。是非皆様もお気をつけください。

大山に何個かある鎖場の一つです。非常に危険と言うわけではないですが、慎重に進みました。

こちらも大山の中では大きな石がゴロゴロしており歩きづらい場所でした。

途中にあった石碑です。3m68cmもあり、1716年に人力で担ぎ上げたそうです。昔の人の体力はすごいですね。。。

■富士見台

富士見台からの富士山です。大山ではこの富士見台と頂上で富士山が綺麗にみられます。

やはり日本人として富士山は特別な何かがありますね。また登りたいものです。

■頂上(阿夫利神社上社)

この鳥居が見えたら頂上です。

前社です。

頂上の売店です。食べ物が販売されていました。

こちらが山頂の碑です。1252mです。登ったのは1月4日でしたがそこまで混雑していませんでした。

犬も登ってきており、景色を眺めていました。犬も綺麗な景色がわかるのでしょうか??

こちらは奥の院だそうです。私本殿の写真を撮り忘れておりました。。。次回撮ってこようと思います。

三浦半島を含めて相模湾の海岸線が一望できます。かながわ景勝50に選ばれるのも納得です。

こちらは別の場所から見た東京方面の景色です。写真には写りませんが、新宿のビル群や、スカイツリーまで確認できました。

こちらは頂上から見た富士山です。神社より少し離れたところにあるのでお見逃しなく。

上記の山々が見えるようです。ぜひすべての山に登りたいと思います。

頂上のトイレは情報通りしまっておりました。

こちらは何かと思って調べたところFMラジオの放送送信施設だそうです。

頂上で飲む温かいコーヒーは最高です。是非皆様もお試しください。

ただ私今回コーヒーしか持っていかなったのですが、喉が乾いてしかたなかったです。。。次回はポカリスエットも忘れずに持っていきたいと思います。

今回は以上となります。

関東近辺にお住まいで、登山を初めてみたい方、綺麗な景色をみたい方に是非お勧めさせて頂きます。

ロープウェイを使用すれば標高700mの阿夫利神社(下社)まで行けますので、そこまででも十分楽しいと思います。

ただ一点登山に慣れていない人は筋肉痛にはお気をつけください。

私はロープウェイを使用せず登山しましたが、登山が6年ぶりだったためか筋肉痛が1週間続きました。。。早く登山に慣れて行きたいと思います。

それではまたお会いしましょう。

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