中国蘇州 お勧めの蘇州面のお店「裕興記」

中国生活

今回は中国で人気の蘇州面のお店「裕興面(中国語:裕兴记 拼音:yùxīngjì)についてご紹介させて頂きます。

蘇州面とは蘇州で古くから食べられている蘇州名物の細くてストレートの麺です。茹で方は硬めに茹でられており、日本の九州博多系の豚骨ラーメンの麺に似ています。

こちらはその蘇州面のお店で、あのラストエンペラーが有名な清王朝時代からの蘇州発祥のお店で100年以上の歴史があり人気があるようです。

■お店情報(星海広場店)
住所:苏州市苏州工业园区星桂街138号
地図:https://j.map.baidu.com/a5/RBl

裕興面は蘇州に20店舗以上、上海にも進出している人気店です。朝、昼の食事時は常に混雑しています。

星海広場店の店内。昔ながらの中国の麺屋さんの内装と大差ないですが、まだ新しく清潔感があります。この写真は休日午前10:00のものですが、中途半端な時間にもかかわらず3組ほどお客さんがいらっしゃいました。

まずレジで料理を注文、支払いを済ませます。ちなみに日本語は勿論、英語も全く通じません。私は片言の中国で話し、通じなければ最終的にはレジの後ろのメニュー表を指で指しています。

注文、支払いが済むと上記のような番号札をもらえるので、席に座って待ちます。この時は座って約5分で出てきました。

またテーブルの上には辛いラー油?のような調味料とお酢があり、途中で味を変えたい時に使用出来ます。

■メニュー

スープのある通常の蘇州面を食べる場合、まずスープを選びます。紅湯面底5元(約85円 為替17円/元換算)と白湯面底6元(約102円)があります。私は白湯がお勧めです。

(補足ですが、スープだけの注文は出来ないようです。)

次に单浇(拼音:dānjiāo 意味:単品)または现炒(拼音:现炒 意味:炒め物)の中から一つ料理を選びます。

时令特色は季節により料理が異なります。また麺のスープが必要ないものがあるようで、その場合どう頼むのかよく分かりません。もしかすると时令特色は単品で頼む料理なのかもしれません。

二面黄(拼音:èrmiànhuáng)は日本のかた焼きそばのような料理で茹でた麺をさらに油で揚げた料理です。出前(外卖)でも注文でき、お酒のおつまみに適していると私は考えています。

それ以外に点心もあります。

特に有名なメニューは二面黄と三虾、秃黄油、枫镇大肉というメニューです。

二面黄は上記で書かせて頂いた通り日本でいうかた焼きそばのような料理です。三虾はエビ、秃黄油は蟹と卵と白子、枫镇大肉面は大きなチャーシューのようで、それぞれ麺と合わせて食べるようです。

■料理

今回は白湯面底6元と白湯大肉18元を注文しました。合計24元(約408円)です。

白湯スープはかなりあっさりしており、朝食に最高と思います。私は前日飲み会だったこともあり全て飲み干してしまいました。

次に白湯大肉というチャーシューは豚のバラ肉で、かなり長時間煮込まれているのか箸で裂けるほど柔らかく、味も申し分ありませんでした。

最後は麺ですが量も多く、食感も私好みの硬めの茹で具合で非常に美味しいです。

味、量、値段全てで満足です。日本では408円でこのレベルの麺は中々食べれないと思いますので駐在中に堪能しておきたいと考えております。

今回は以上となります。

蘇州面はこちらの「裕興記」と、もう一つ「同得興」というお店が人気という話を良く聞きます。ぜひ皆様も蘇州にいらっしゃった際にはどちらかをお試しすることを是非お勧めさせて頂きます。

それではまたお会いしましょう。

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