中国蘇州生活 蘇州吴中区で自然に触れ合える公園「澄湖水八仙生態文化園」

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今回は蘇州の吴中区の自然に触れ合える公園「澄湖水八仙生態文化園(拼音:Chénghú shuǐbāxiān shēngtài wénhuà yuán)」の紹介をさせて頂きます。

蘇州工業園区星海広場駅から約20kmのところにある公園で、園内に小さな小さな動物園や、複数人で乗れる自転車があり、自然が好きな方やファミリーの方にぜひお勧めさせて頂きます。

■公園情報
住所:江苏省苏州市吴中区金澄湖路288号
地図:https://j.map.baidu.com/6a/xvo
入場料:40元(約680円 為替17.0円/元換算)
園内の動物園の入場料:10元(約170円)

吴中区澄湖の畔にあります。

私は蘇州工業園区の「星海広場」から自転車で向かいました。約1時間でした。

この日は空気汚染の指数も低く、空気が澄んでいました。

最高気温が33度でしたが、蘇州の道路のいくつかは上記の写真のように木で覆われている自転車専用道路があり、暑さを凌げます。

到着しました。上記の写真の水八仙生態文化園の看板が目印です。この辺りは地元の飲食店もありました。(中国語が出来ないとかなり厳しそうでしたが。。)

駐車時の写真。以前に自転車を盗まれた経験により鍵は二つしています。一つは公共物に巻きつけてあります。

補足ですが、日本で公共物に鍵で自転車を繋ぐのは違法?ようです。日本は中国より治安はいいと思いますので問題ないと思いますが帰ったら同じことを癖でやらないように気をつけたいと思います。

■公園概要

入り口です。写真の右の建物で入場券を購入します。受付の方は中国語が使えないと冷たい女性でした笑。

園内の地図です。一周約6km程度あり、全て歩くと3時間程度かかります。

沼の上を歩ける小道がところどこにあります。休日(国慶節)でしたが、ほとんど歩いている方はおらず、自然の中での散歩が好きな方には最高の場所です。

景観は最高です。ただ水の濁りは蘇州の他の場所と変わりません。これで水が澄んでいれば更に最高なのですが。。魚も園区によくみられる6cm程度のアブラハヤのような魚が見られます。

外周部分の澄湖の景観です。

オニバスです。この実が鸡头米(拼音:Jī tóu mǐ)で蘇州でよく食べられています。これを含んだ蘇州の名産の8種の水生農作物を水八仙というようです。

下記のHPに水八仙の説明があります。中国語で私はあまりよく分かりませんでしたが、もし宜しければどうぞ。
https://www.sohu.com/a/201350470_409121

綺麗に咲いていた梅?の花。10月でしたがこの時期に咲くものもあるのでしょうか。

草に埋もれたバギーのような車。車が草に埋もれると何かノスタルジックな感じがしますね。

■公園内の動物園

下記の門の先に小さな小さな動物園があります。追加で10元(約170円)かかります。

見られる動物一覧です。

ガチョウ?の一団が放し飼いになっています。飛べないので屋根がなくて逃げないのでしょうか?

羊と山羊。羊は頭と足だけ毛が刈られています。服を着ているみたいで面白いですね。

私は羊年なので親近感が湧きます。

この動物園で一番可愛いと思われる子羊二匹。

餌に夢中の山羊二匹。もう少しお客さんの相手もして欲しいものです。

狸です。狸はこう見ると可愛いですね。

これは黒鳥でしょうか?近寄ったら威嚇されました。黒鳥は気性が荒いようですね。

以前にアメリカのミシガン州に住んでいた時にカナディアングースにも良く威嚇されました。私に敵意は全くなくむしろ触りたいだけなのですが酷いものです。。。これからはもう少し動物に好かれるように心を広くもって生きたいと思います。

柱の影には鶏がいました。これ以上は近寄ってきてくれませんでした。

顔と尻尾が黒い豚。この色はネットで調べると金華豚?のようです。金華豚は中国の浙江省が原産のようで、中国は勿論、日本でも有名なブランド豚ですね。一度かの有名な金華ハムを食べてみたいと思います。

孔雀です。こちらはきちんと囲われた檻に入っています。

アヒルです。檻の中の奥の方で寛いでいました。

以上で動物園部分は終わりです。動物の種類としては少ないですが、他の動物園より動物を近くに見ることができ、値段も考えるとまあまあだと思います。

しかしよく良く考えるとこちらの動物園にいる動物は殆ど食べれる動物のような気がします。もしかすると小さい頃は動物園で見せ物として、そのうち食べてしまう?のではと良からぬことを考えてしまいました。。考えすぎですね。

この動物園の近くには乗馬場もあるようです。

■水八仙植物園

こちらは正直な話、手入れが行き届いておらず廃墟と勘違いしてしまいました笑。

壊れた陶器の人形が入り口にあります。哀愁が漂っています。ただし暗くなったら本当に怖いと思います。

中も正直手入れはほとんどされておらず、空気も湿っており廃墟のような感じです。廃墟好きにはたまりません。ただ女性が1人で入らない方がいいかもしれません。

湿地の上に大きなガラスの建物が建てられており、コンセプトはなかなかと思います。きちんと温湿度管理して珍しい植物や昆虫を育てれば、もっとお客さんを呼べると思います。

立派なすすきです。もう秋ですね。

■バギー場

公園の南の方に車が沢山停車している場所が有りました。

なんと小道を入った奥にとても面白そうなバギーをダートで運転できる広場がありました。飛び込みで行って運転できるのかは不明ですが、ゴーカートより面白そうでした。

スピードも結構出ており、ダートということもありカーブでドリフトしていました。

中央のバギー置き場。この写真だけ見ると北斗の拳やマッドマックスの世界観があります。

■その他

大きなイベント広場。コンサート等があるのでしょうか?この日は何もやっておりませんでした。

テント広場。最近中国で流行っているのか?会社の先輩や、中国語の先生もテントを購入して楽しんでいます。中国で購入すれば日本より安いと思いますので私も一つ買ってみようかと思います。

ボート・カヌー乗り場。蘇州の沼はほぼ波立っていないので、思い通りに動いておまけに筋トレにもなり面白いかもしれません。

東側にあったカフェ。コンテナのような造りの建物で、自然にうまく溶け込んでおり、お客さんも沢山入っていました。

今回は以上となります。

蘇州の工業園区から直ぐに行ける距離にあり、散歩がてらに自然を満喫するのにお薦めの公園と思います。ファミリーで乗れる自転車や小さな動物園もあり、たまにはこういった公園で過ごすのもいいかと思います。

それではまたお会いしましょう。

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