中国語検定HSK4級を受験し合格しました。勉強時間と内容、また自宅受験方法紹介

中国生活

今回はHSK4級を自宅で受験し合格しましたので、勉強時間と内容、自宅での受験方法についてご紹介させて頂きます。

HSK試験は中国政府公認の中国語の試験で、グローバルで公的証明として利用出来ます。

HSKの概要、申込方法、支払い方法、また受験会場での受験方法は以前に下記のページにまとめております。宜しければ是非ご覧ください。

HSKの概要
https://www.middle-age-businessmanblog.com/hsk/

申込方法、支払い方法、受験会場での受験方法
https://www.middle-age-businessmanblog.com/hsk3/

HSKの各級のレベルは下記となっており、5級を取得すると就職活動等で利用出来るそうです。

ここからは今回HSK4級受験についての内容です。

■3級合格から4級合格までの勉強時間、内容

私が3級合格から4級合格までに実施した勉強時間は60時間程度です。

内訳は下記となります。

・HSK4級模擬問題集実施 20時間
・単語暗記 約600語 40時間

まず問題集はHSK4級の模擬問題集(10回分)を52.2元(約1000円 為替19.1円/換算)で通販(京東)で購入し20時間程度勉強しました。私は中国語の授業を受けており、その中でヒアリングを勉強、また自分で読解と作文を勉強しました。

私は先生から、問題文で使われている文法も教わりました。もしかすると個人でのみ実施する場合は文法の勉強も必要かもしれません。

参考に私が勉強した模擬問題集の写真を添付させて頂きます。

単語はYouTubeの動画をひたすら丸暗記しました。暗記した動画は下記となります。
https://youtu.be/vzrGlNNSQLga

一つの動画でHSK4合格に必要な単語が全て勉強出来るのでお勧めさせて頂きます。(ただしHSK3級までの単語は含まず)

方法はまず一度聴き、その後ノートに一度書いて、あとは何度も通勤中に聴くで実施しました。

勉強初期は何度聴いても、全く覚えられず何度も諦めようかと思いました。。。ただ200語くらいからは暗記速度が向上してきました。この歳(43歳)になっても脳を使えば少しは記憶力が向上することが改めて実感出来ました。

■自分のPCを使用し自宅受験

今回は受験会場の受験を申し込みましたがCOVID19の関係で自宅受験に変更が可能でした。

自宅受験に必要な物は下記となります。

①PC1台 OSはWindows7かWindows10の必要あり。

②身分証(パスポート )

③受験票(HSKのホームページから印刷)

④携帯(またはタブレット)へのTencentMeetingのアプリのインストール(または①とは別のPCでも良いかもしれません)

⑤試験を実施するソフトのダウンロード(メールで送付されてきます。)

⑥イヤホン

⑦パスワードのメモ(HSKのHPの下記に記載があります。)

となります。

私が経験した流れとしては

  1. 4/9に受験会場での受験申込
  2. 3/31にメール受領。内容は4/9の受験会場でそのまま受験か、または4/23に自宅での受験に変更するかの問いかけ。私は返信を忘れました。。
  3. 4/1にNo2について電話でフォローされました。何を言っているか分からず、中国語がわかる駐在員の方の助けを借り、4/23の自宅受験へ変更。
  4. 4/15にメール受領。内容は
    +Wechatのグループの参加の依頼(QRコードがついてます。参加後にグループ内の名前を変更する必要あり。)
    +試験ソフトのダウンロード(このメールにソフトは添付されていました)
    +TencentMeetingのインストールの依頼TencentMeetingの会議番号とパスワード情報
    +4/17に模擬試験あり、時間等の情報
    +試験前に身分証と受験票の準備の依頼
    +試験環境等の情報
    でした。Wechatは直ぐにグループに入ったほうがいいと感じました。すべてこれ以降の情報はWechatで提供されます。それ以外も試験ソフトのダウンロードや、TencentMeetingのインストール、受験票の印刷は事前に実施しておく必要があります。(受験票の印刷は出来ない場合はWechatで相談し別の手段で代用可能でした。)
  5. 4/17に模擬試験実施
  6. 4/23に本試験実施

となります。

また模擬試験時と本試験時の詳細は下記となります。

試験環境・注意事項
+リビング不可。部屋には受験者のみ
+机の上には、PC、マウス、イヤホン、パスポート 、受験票のみ(受験票が印刷できない場合事前連絡要)
+PCは試験用ソフトのみ開く
+携帯は機内モードをオンにして、Wifiにつなげる。またバッテリーを十分確保。
(私は不安だったため電源に接続。)
+リスニングが完了したら、イヤホンを外す。
+試験中は話さない。質問あれば挙手。
+試験中はTencentMeetingを切ってはいけない。
※あくまで私が受験したときの情報ですので実際は送られてくる情報をご確認下さい。)

下記は私が実際に受験したときの部屋の状況の写真です。

右のコーヒーの部分に携帯を立てかけておりました。携帯をTencentMeetingに接続しカメラをOnにし、自分を斜め後ろから写し、更にPCの画面も写す必要があります。PCのカメラもオンになっています。(不正行為は絶対に出来ません。。。)

当日の流れとしては

  1. 試験時間の1時間前にTencentMeetingに入室。名前変更。
  2. PCで問題のソフトを立ち上げ。パスワード入力。
  3. 自分の名前が呼ばれたら、携帯を部屋全体が見えるように360度回転される。
  4. 受験票と身分証(パスポート)を写す。
  5. 時間が来たら試験開始(4級は1時間40分)

となります。

試験のパスワードを事前にメモしておいたほうがいいです。私は模試の時にどこに記載があるか不明で慌てました。。。

また模試は受けておいたほうがいいと思います。PCと携帯の配置に制約がかなりあり、模試の時点ではかなり手こずりました。監査員の方の指示はほとんど中国語のため。厳しい笑。

今回は以上となります。

私は次回は5級に挑戦します。HSK4級が受かり、なんとなく周囲の中国人の方々が何の話題を話しているかが分かるようになりました。更に勉強しビジネスの場である程度お客様との会話内容が分かるようになればと思っています。

(少しずる賢い考えですが、商談の場でお客様の質問を通訳してもらっている最中に、元の中国語の質問内容が理解出来れば、回答をより長く考えられるというメリットがあります。。。)

また中国語の勉強に限ったことではないですが、勉強することで、この歳(43歳)でも記憶力が良くなることが実感出来ました。最近記憶力の衰えを非常に不安に思っていたので、積極的に取り組みたいと思います。(このまま独身であればボケてしまった場合介護してくれる人もいないと思いますので笑)

それではまたお会いしましょう。

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