中国蘇州でのPCR検査方法・費用

中国生活

今回は中国蘇州でのPCR検査について紹介させて頂きます。中国ではPCR検査のことを核酸検査(拼音:hésuān jiǎnchá)という様です。

久々に重慶への出張が決まり、出張先のお客様の会社に入るのとホテルに泊まるのにPCR検査が必要とのことで、蘇州の九龍医院でPCR検査を受けてきました。

結果として問題なく検査が完了し、検査を受けてから24hで報告書を受け取ることが出来ました。費用は360CNY(約5760JPY)でした。

順序は
(1)WellBeさんに連絡し予約をとる。
(2)九龍医院へ移動
(3)診察室で受付
(4)支払い(360元)
(5)PCR検査場所で検体採取
(6)その日は帰宅
(7)24時間後以降に再度九龍医院に行き診察室で結果(紙)を受け取る

となります。

私は月曜日の午前9:00にWellBeさんに電話し予約をとってもらい、その日の10:45に病院に行き、次の日(火曜日)の午前11:00に結果を受け取れましたので2日あれば結果が受け取れます。(蘇州新区の明基病院であればその日に結果を貰えるとのことです。)

下記に詳細を説明させて頂きます。

(1)WellBeさんに連絡し予約をとる
私の会社は福利厚生でWellBeさんという海外医療サービスに加入しており、そちらに電話して予約を取ってもらいました。朝9:00に電話してその日の10:45に予約を取りました。

補足情報:WellBeとは

 海外医療補助サービスで、中国向けは入会金840CNY(約13440JPY)、年会費単身2080CNY(約33280JPY)で利用できます。

 24Hサービスを提供されており、電話すると病院の予約、診察立会い、翻訳を行ってくれます。また中国でWellBeさんを利用するとVIPルームで診察を受けることが出来、待ち時間がほとんどありません。

 海外生活で大変なことの一つは医療関係のことと思います。
 
 私は去年喘息で夜間に病院に行った時に大変お世話になりました。現地の言葉が話せないので微妙な症状が私からは伝えられず、もしWellBeさんに加入していなかったら大変だったと思います。

 現地の言葉が話せなければ、ぜひお勧めさせて頂きます。

(2)病院へ移動
九龍医院に移動します。蘇州園区にある総合病院です。以前に喘息の診察でも受診しました。

九龍医院外観

九龍医院場所リンク
 https://j.map.baidu.com/bf/kz6

入り口

建物正面の「問診」と書いてある入り口から入ります。

入り口の検査風景

入り口では最近の当たり前となってきた、COVID19対策の体温検査と携帯アプリでの14日の移動履歴確認を実施していました。

(3)診察室で受付
通常であればWellBeさんが立ち会ってくれるのですが、今回は急だったため立ち合い無し。1人で診察を実施しました。

ロビー

体温検査、携帯アプリ確認を追えたら正面左側に見えるエスカレータを使用し2Fに移動します。

2F廊下

WellBeさんを利用している場合、特需医疗门诊(特需医療問診)と書いてある部屋に向かいます。

特需医疗门诊室(VIP Room)

上記が特需医疗门诊室です。英語が話せるスタッフが何人かいらっしゃいました。この中で受付します。名前、パスポート確認と下記の調査票を記入します。

調査票

(4)支払い 360CNY(約5760JPY)
特需医疗门诊室のすぐ横の会計で360CNY(約5760JPY)支払います。支払いは携帯アプリ「支付宝」で行えます。私の会社で加入している保険は検査等に対応していないとのことで自費で支払いました。

またこの時に看護婦さんから結果報告書を後日取りに来るか、写真で送るかを聞かれましたが後日取りに来るを選択しました。(写真は証明として使えるか確認したところ、明確な規定は無いと言われたためです。)

(5)PCR検査場所で検体採取
続きまして、専用の検査場所に移動して検体を採取しました。

検体採取場所

検体採取場所は1Fの外にあり、看護婦さんに該当場所まで案内頂けました。中国ではPCR検査のことを核酸検査という様です。
九龍医院の検査方法は長い綿棒を口に入れ、喉周りの唾液を採取するだけです。時間は1分程度で特に痛い等はありませんでした。

張り紙

検査場所にあった通知です。翻訳ソフトによると「結果報告書に電子版は無い、報告書を受け取らないで外出し問題が起こった場合は自己責任となる。検査後24時間後に報告書受け取り可能」だそうです。そのため報告書はきちんと紙でもらい、携帯した方がいいと思われます。

(6)その日は帰宅
結果が出るのが24時間後なので一度帰宅します。

(7)24時間後以降に再度九龍医院に行き診察室で結果(紙)を受け取る。

報告書

結果報告書です。
結果は阴性(陰性)でコロナではありませんでした。安心しました。

 

以上で検査終了です。

この後私は重慶の垫江という都市に飛行機と新幹線を使用し出張に行きましたが、こちらの結果の提示を求められたのはHOTELの受付時のみでした。

ただ新幹線の駅に入る時にコロナ前は何も質問なく入場出来ましたが、今回はいつ日本から中国に来たのか?等を質問されました。

周りの方に聞く限りでも中国内の出張は自由に出来る様ですが、以前よりは未だ少しだけ管理が厳しい様です。そのため未だ旅行等は控えた方がいいと思われます。

それではまたお会いしましょう。

重慶といえば火鍋で有名ですが、今回仕事が忙しく食べれませんでした。ぜひ次回があれば挑戦したいと思います。

昔食べた重慶の火鍋
重慶新幹線乗り場

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