中国蘇州観光 平江路紹介 

中国生活

 今回は蘇州の観光地平江路(日本語読み:へいこうろ、中国語読み:ピンジャンルーping2jiang1lu4)の紹介をさせて頂きます。平江路は蘇州中心付近に流れる平江河沿いにある古い街並みが残る道で、世界遺産に登録されています。
 昔ながらの白とグレーを基調とした建物や道の外観を残しつつ、蘇州の名産品店やレストラン、カフェが立ち並び、観光するというよりは散歩しながら古い街並みとショッピングを楽しむと行った場所となります。それでは写真とともに紹介させて頂きます。

■場所
 南端:江蘇省 蘇州市 姑蘇区干将東路544号付近
 北端:江蘇省 蘇州市 姑蘇区東北街149号付近
 アクセス:地下鉄一号線 相門(相门xiang1men2)下車3番出口を出て
      干将東路を西へ約400m進むと南端へ着きます。
 上記の北端の南端を結ぶ約1.5kmの道が平江路となっており、お店に入らない場合約30分で歩けます。
 平江路の周辺約1.5kmには世界遺産である拙政園(日本語読み:せっせいえん、中国語読み:zhuo1zheng4yuan2), 獅子林(日本語読み:ししりん、中国語読み:shi1zi3lin2), 耦園(日本語読み:ぐうえん、中国語読み:ou3yuan2)や、世界遺産以外でも蘇州博物館や観前街等があり、もし遠方からいらっしゃる場合は連続して見た方が効率が良いと思います。
 (ちなみに中国人の方に場所名を日本語で伝えてもほぼ通じません。タクシーに乗る場合は中国語で話すか、文字を見せるしかなく、私は未だに四苦八苦しています。)

■景観
 平江路は唐(907年〜960年)や宋(960年〜1279年)の時代以来の街並みが残っています。また蘇州が東洋のヴェニスと呼ばれるだけあり南北に伸びる幅約5mの水路と、たまに通る手漕ぎの船はとても良い雰囲気を味わえます。(昔は上海まで水路で行き来するのが普通だったようです。)手漕ぎ船は一人なら40元で、船一台貸切で180元で乗れるようでした。
 水路は流れはほぼ無く、水の色は濃いエメラルドグリーン色で透明度は低いですが、8cm前後の魚が沢山泳いでいました。

■お土産:シルク
 蘇州はシルクが名産品ということもあり、シルクを売っている店がかなりの数ありました。どれも高級そうであまりお客さんはおらず、私も今回は一人だったので入りませんでした。駐在終了の際には日本へのお土産にスカーフでも購入していこうと考えています。
 また蘇州の名産品の一つである刺繍のお店が私が見た中では一店だけありました。刺繍は山塘街に沢山お店がありましたので、もし購入するのであればそちらに行った方が得策と思われます。

■お土産:扇(扇博物館)
 平江路には扇博物館というのがあり、見事な扇が数多く展示、また販売されていました。大半は通常扇の紙で出来ている部分が木の素材で、その部分を繰り抜いて絵が描かれており、観賞用のものと思われます。かなり精巧な作りになっており、中国のお土産に最適と思います。価格は見た限りでは100元程度から数千元の物まで色々なものが売られていました。

■飲食店
 露天で販売しているお店が多く、お客さんは水路の脇の柵の上に座って食べていました。露天では臭豆腐という臭い豆腐を売っている店があり、かなり強烈な匂がしていました。ただ食べてみると美味しいでようで、今度挑戦してみようと思います。また下記写真の一番下二つの店は平江路の北側の方のお店なのですが、一際混雑していました。甘いもののお店のようで、匂いは申し分無しでした。こちらも次回挑戦してみようと思います。

■大混雑
 現在(2020年10月)日本ではコロナが大流行しており、日本の方々は外出を控えていると思いますが、蘇州平江路は大混雑でした。(中国ではコロナは全国でたまに何人か出る程度でほとんど終わったものとなっております。今はもうマスクしていない人としている人が半々程度です。)こんな中たまに電動バイクが走ってくるので、注意して歩く事をお勧めします。

■その他
 なんと中国にも猫カフェがありました。私の日本の実家では猫を飼っていますが、もちろん中国では飼っていません。また中国では野犬が結構いますが、狂犬病の恐れがあるため私は触るのを避けております。そのため動物に最近全く触れておらず、機会があればぜひ行って見たいと思います。

以上で紹介を終わります。いかがでしたでしょうか?
 今回散策してこの道の途中や近くに結構ホテル(民宿?)がある事に気づきました。値段を検索するとどれもそれほど高価ではありませんでした(平日なら6000円以内)。遠方の方はこの辺りに宿泊して、観光地を回るのもいいかもしれません。
 それではまた次回お会いしましょう。

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